同メーカー作品「車輪の国、向日葵の少女」よりキャラ萌えに重点を置いたバカップルゲー……かと思いきや実は題材が重い作品。
「こんな娘がいたら僕はもう…!!」という作品タイトルは内容には直結していなかったり。
1年前に起こしたある事件以来、無気力な学園生活を送っていた主人公・黒澤透。
そんなある日、1匹の不思議な猫と出会ったことから、様々な少女たちと心を通わせていくことになる…。
芳宏やススムといったサブキャラやヒロイン達との掛け合いは笑えるものになっています。
かといって、題材が疎かになっているわけでもないです。
締めるところはきちんと締めているので、グッとくるシーンもありました。
ただ全体のボリュームが少なく、急な展開になりがちな部分も。
キャラクターはヒロイン・サブ共に個性があり、それぞれ光ってます。
CGは申し分ない出来です。
萌えゲーということでえちぃシーンにも力が入ってました。
お気に入りキャラはあすかです!
可愛過ぎです!
キャラも良し!声も良し!
あらためてキャラの魅力は声優さんの力量にも左右されると言うことを実感しました。
シナリオも良かったですしね。
あすか&謎の男子生徒(仮)には泣かされました……。
シナリオといえば、沙希シナリオです。
黒澤透の物語は沙希シナリオにあり。と言っても過言ではありません。
泣かされます。
他のヒロインも萌え度は高いです。
萌えゲーとしては高レベル。
シナリオもルートによっては良いものがありますが、少々バラつきがあるので、シナリオ+α(萌え)ではなく、萌え+α(シナリオ)と考えてプレイすると、萌えゲーとして大満足の作品になるのではないかと思います。
テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム