かったりぃけど美少女ゲームレビュー日記

スタッフが変わらないだけあってねこねこソフトの雰囲気を受け継いでいます。
総プレイ時間は10～15時間程度。
共通ルートにはランダムイベントシステム、通称"RES."を使用しています。
共通ルートはイベントの種類は多いものの、ひとつひとつは短いです。
個別ルートは必要最低限のシナリオがあるだけで物足りなさがあります。
プロローグと個別ルートは切なさに重点が置かれ、個別ルートはコメディとテンポに力が入っています。
シナリオやキャラクター自体は良い出来だけに、個別ルートに入ってからの日常シーンがもっと欲しかったです。

CG・演出の出来が良く、特にBGMの使い方がうまかったです。
ほとりルートのエンディングの入り方は感動的でした。

ダリダリのお気に入りキャラはセリスです。
寒すぎるダジャレセンスと分かり易すぎるツンデレがグッドです。
典型的なツンデレお嬢様と思いきや、ダジャレスキーですから(笑)
そしてセリスとはまた別の意味で気になりすぎているのが由佳子です。
いろいろと報われず、可哀相すぎて泣けてきます。
他のキャラに関してもそうですが、このキャラは特にアフターストーリーを収録して欲しかった。
幸せな由佳子をもっと見ないと満足できません(泣)
特にお気に入りはこの2人ですが、他のキャラもかなり魅力溢れるキャラでした。
もちろんシゲオや山本もね(笑)
[コットンソフト]の新たなる出発点としては上々の作品でした。
魅力的なキャラクターとなかなかのシナリオでレベルの高い作品です。
あと必要なのはエンディング後のハッピーストーリーを補完するファンディスクか!?

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