お姫様としもべ達の、ハイテンションコメディアドベンチャー。
ここは南の楽園マジャプーラ。
主人公・比留間賢治は、幼なじみの「恋心」、お嬢様の「ちとせ」、用心棒の「小桃」と一緒に、にぎやかなお祭りを楽しんでいた。
しかし、突然ステージ上に2人の女の子が乱入、マイクを手に取った小さい方の女の子が大声で宣言する。
「今日から、この街を、余が支配してくれるわ!」
そして、大きい方の女の子が歓声を上げる。
「姫様、素敵ですぅ~!」
かくして、自称ヴィジャヤ王家の末裔「パフィン・プラクリティ・ラーマティアン7世」によるマジャプーラ支配(?)の日々が始まる…。
1週目ですら5時間程度で、2週目以降はスキップを使うと1時間で、特に名取さんと小桃に関しては30分もかからないです。
ほぼ全編がコメディで進むため、物語性は皆無。
単なるコメディとしてだけみるなら、ある意味この短いプレイ時間は良かったのかもしれません。
長いとダレますし飽きますから。
しかし、亡国の姫とそれを追放した家とマフィアといった非常に面白みのある設定をも、ただのネタのひとつとして完結させてしまうなど、とても勿体無いと思いました。
もっと違う方向性があったのではないか……と。
ダリダリのお気に入りは、帰ってきた姫さまことパフィンです。
この世界は彼女中心に回ってますから(笑)
金田まひるさんの力も大きいです。
逆に最後までヒロインとして受け入れられなかったのが恋心です。
ヒロインとしてはどうしても……。
許せるのはサブキャラまででしょうか。
よく居る主人公の悪友(同性)とかに似たものを感じます。
どうにもこうにも完全ハイテンションコメディのバカゲーと割り切っていないと満足感は得られないでしょう。
シナリオにドラマ性の期待をしないことがプレイする必須条件と言っても過言ではないかもしれないです。
ゲームソフト代を稼ぎ出そう |
テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム