ほしうた
[Frontwing]の新作はあの"うた"シリーズ。
「そらうた」から引き続き、原画がフミオ氏、シナリオがヤマグチノボル氏や屑美たけゆき氏など。
とあるひなびた温泉街、幼い兄妹がひとりのおばあちゃんと一緒に住んでいました。
少年は、身寄りのない自分を引き取ってくれたおばあちゃんに 「早く恩返しがしたい、早く大人になって楽をさせてあげたい……。」
そんなことばかり考えながら日々を過ごしていました。
それから、何年かの時が過ぎて――
主人公は受験を経て、地元の美星学園に入学します。
志望校への合格を誰よりも喜んでくれたおばあちゃんでしたが、そんな矢先、おばあちゃんは突然亡くなってしまうのでした。
おばあちゃんに恩返しができなかった……。
一時は塞ぎ込む主人公でしたが、旅館の一人娘で幼なじみの結衣や、陽気な先輩・翠の気遣いもあり、主人公は少しずつ前を向き始めます。
なにより、妹のななのを自分が守っていかなければならないという気持ちが、主人公を悲しみから立ち直らせるのでした。
そうして約1年が過ぎ、夏休みも近づく7月のはじめ――
学校には女の子が転校してきたり、“うそつき少女” と呼ばれる女の子が現れたりと、主人公の周りはなにやら騒がしくなり始めるのですが──。
[Frontwing]もかなり力を入れていることでしょう。
原画はフミオ氏。
これは安心して期待できます。
問題はシナリオ。
藤崎竜太氏はいないのでテキストやキャラの雰囲気は「ゆきうた」より「そらうた」に近くなると思います。
ヤマグチノボル氏なんですが、最近のゲームシナリオは、悪くは無いが一押しに欠ける感じ、という評価。
「ゼロの使い魔」に精力を注いでるんでしょうか。
紹介されているストーリーや設定ではシナリオの傾向というか、流れや展開などが掴めないです。
もしかするとキャラゲーで終わってしまうなんてこともあるかもしれません。
フミオ氏の絵ならば、それだけで価値があると思います。
しかし、それでも"うた"シリーズなので期待は裏切らないで欲しいところ。
ヤマグチノボル氏の頑張りを信じます。
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テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム