綾子ルートクリアしました。
このルートをトゥルー的な位置に持ってきているということは、これがシナリオライターにとって理想というか、こうあるべきという関係なのでしょう。
まあ、綾子や小春、特に小春は成長したと言えるでしょうね。
問題なのは主人公と姫歌。
主人公は来るべき時が来た時に、現実を受け止める事が出来るか、という心配。
あんまり成長した感じがしないんですよねぇ、この主人公。
そして姫歌。
こちらも、同じ事の繰り返しになりそうな不安がダリダリの中に残ってしまっています。
ダリダリがネガティブな方にばかり気が行ってしまっているせいで、こんな風に考えてしまっているだけかもしれませんが。
これほど"終わった"という実感の沸かないゲームも珍しいです(苦笑)
鬱ゲーという印象もありますが、どちらかというとサスペンスの様な雰囲気で楽しんでました(笑)
ダリダリは鬱ゲーは苦手なんですが、これはそんなに鬱にはなりませんでしたね。
文字でのプレイヤーを鬱にするような表現や描写が上手くないのかもしれません。
その代わり、雰囲気はかなり伝わって来ていました。
怖かったもん(泣)
成功してる部分と失敗してる部分がはっきりしていて、作品を構成するパーツのそれぞれが上手く繋がらずにバラバラに孤立しちゃってる印象です。
勿体無いですね。
「仏蘭西少女 ~Une fille blanche~」、始めました。
文学ですねぇ。
こういう雰囲気大好きです。
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