かったりぃけど美少女ゲームレビュー日記

総プレイ時間は30時間程度。
ヒロインが6人いる為、ボリュームがあります。
各国のお姫様(統一国家が建国されているので正確には"元"になります)が登場する為に大陸規模である事や長く続く戦いの歴史など世界設定は壮大ですが、物語中では活かしきれていない印象があります。
重要そうな設定も軽く扱われていたりしていて、それが物語の起伏にも悪影響を与えています。
文章も稚拙で、主人公やヒロインが何を考えているのかやどういった展開になっているのかが分かり辛い事がありました。
萌えポイントは多々有り、特にピロートークは甘々な雰囲気でした。

ダリダリのお気に入りはクレアです。
初エッチはなんであそこでなのか非常に疑問ですが、キャラもシナリオも一番良かったです。
主人公にも見せ場がありましたし。
他のヒロインは身分を気にしないお姫様ばかりだったので、このツンデレお姫様はある意味一番お姫様らしかったです。
クレアも良いですね。
ただ、シナリオで主人公の頭が悪過ぎたのが水を差してます。
サブキャラではクラヴェスが気に入ってます。
ルートが無いのが残念です。
今回のドリル(小型)は前回ほどイロモノキャラじゃなかったので面白みはありませんでした。

バグや誤字脱字、シナリオの統合性や展開の粗、開発遅延による影響が各所に出ている感じがします。
勿体無い部分が多く、残念ながら楽しめる要素は少なくなってしまっています。

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