かったりぃけど美少女ゲームレビュー日記

[H℃(エイチドシー)]より「夢見師」です。
夢見恋愛アドベンチャー。
これはPS2で発売された「夢見師」をPCに移植したものです。
PCに移植するに当たっての追加要素として、クリア後のおまけシナリオ、夢見師のルーツを語る『過去編』、えちぃシーンの追加がされています。

何気ない学園生活をおくってきた主人公・夢村広宇は、祖母の登瀬と二人暮らし。
「昨日と同じ光景だな」
ある日のこと、広宇は、"昨日"と同じ出来事が起こっていることに気がついた。
しかしそれは"昨日"ではなく、"今日"を２回…つまり同じ１日を２回過ごしているのだった。
この異常な状況を目の当たりにして、戸惑う広宇。
先輩であり学校一の美人である真田夏子、いつも元気あふれる後輩の森田奈緒、そして、広宇の前に何度も現れる不思議な少女、住吉咲夜。
しかし、彼女達はそれぞれが心の闇を抱えていた。
流れゆく日々の中、彼女たちは、次第に、広宇にとって"大切な人"へとなっていく…。

「君が主で執事が俺で」
南斗星ルートクリアしました。

まんま犬ですね。
しかし犬扱いする森羅様やベニ公もそうだが、それを素直に受け入れるナトセに普通にひきます。
純粋と言えば聞こえはいいんですが、流石に……(苦笑)

エンディングはやっぱり唐突で、サクッと終わります。
ぶっちゃけ主人公は"居ても居なくても"くらいの存在感でした。
きっかけは確かに主人公ですが、あとはナトセと夢だけでも十分な。

「君が主で執事が俺で」
未有と夢をクリアしました。

日常の掛け合いはかなり面白かったんですが、未有シナリオも夢シナリオも唐突にエンディングに入って驚きました。
伏線は前々から張ってあるわけなんですが、それがいきなり発動してさらに割と急展開で解決。
シナリオ自体が悪いわけではないんですが、あまり盛り上がらずに終わった感があります。
まあ、日常シーンでテンションが上がりきってしまっていたせいもあると思います(笑)
もう少しメインのヤマ場に入る前に間を置いてから徐々に上がっていければ最高だったかと。
メリハリが効いてなかったってことですね。

「君が主で執事が俺で」プレイ中。
いやはや期待通りの面白さです。
日常会話が面白すぎます。
なんと言ってもみんなキャラが濃いですから(笑)
よくもまあここまで濃いキャラばかりでやれるもんだと思います。
懐かしいです、この微妙に噛み合わないくせしてとても心地良いリズムで流れていく会話(笑)
テンポ良すぎです。

いろいろとネタが多すぎて何を書いていいか迷いますね(笑)
ネタバレにならない程度に書くと……声優ネタとか多いですね。
デニーロなんかはもう(笑)
声遊び的なものもありました。
声優さんの凄さを改めて実感です。
ミューの中のヒト(九条信乃さん)なんか、ときどき『素じゃないの？』とか思ったり。
足に"忠誠を誓った"ときなんか……。

いやっほう！
テンション高いですよぉ！
なんでかって？
そりゃモチロン……亜佐美の姿を拝むことが出来たからですよ！
CGですよ？1枚絵ですよ？
これがあれば立ち絵なんかいりませんよ！
このサプライズには涙出ました。
可愛いなぁ、亜佐美。
髪がちょこっと撥ねてるとことか。
しかもそれだけでなく亜佐美エンドまであるとは。
亜佐美には癒されます。

5/25発売の注目ソフトその3

<片恋いの月

[すたじお緑茶]の新作、"時間が大変なことになっちゃう普通の学園モノADV"。
大変なのに普通……変なジャンルですね。

学校まで続く長～い坂道を、君と歩く。
並んで歩く。
朝は上り、夕方は下る。
毎日、その繰り返し。
今日の次に明日が来て、そうして時間が過ぎて行く……。
って、信じてたんだけど!?
瞬き一つするたびに、ゆがんでいく時の歯車。
十六夜の月の下。色のない指先がいざなう時の惑い道。
ほつれた糸の合い間からゆっくりと、見知らぬ時間が顔を出す。
時を隔てて欠ける月は、互いに呼び合い、引かれ合う。
どんなに離れても。
隔てられても、あきらめない。
きっと、君にたどり着く。

5/25発売の注目ソフトその2

桃華月憚

[ROOT]の超人気作「顔のない月」と世界観を共有した、壮大な伝奇学園ADV。
原画は「顔のない月」も手掛けたのCARNELIAN氏と天宮ぽらん氏の「きると」コンビです。

上津未原。
神話が未だ密かに息づく土地。
その地を古より支配していた守東家の子、守東桃華。
彼は一切の記憶を失い、そこにいた。
記憶を失い、成長が止まってしまった体を持ち―
と言えば不幸のようだが、その実、守東家の離れで、彼は「ママ」とそれなりに楽しく過ごしていた。
だがふとしたことが切っ掛けで、彼は自分の失われた記憶を取り戻すべく、同じ上津未原にある桃歌台学園に通うことになる。

5/25発売の注目ソフトその1

君が主で執事が俺で

ツンデレブームを巻き起こした「つよきす」のタカヒロ＆白猫参謀のコンビが送る、新ブランド[みなとそふと]のデビュー作。
"ツンデレ"に続く新たな属性は"主"です。

主人公（上杉錬）とその姉・美鳩は義父の家庭内暴力により
劣悪な家庭環境で育っていた。
姉と錬は自立するため都会（七浜市）へ家出する。
資金の無い都会での生活に苦しむ姉弟。
そんな中、ひょんな事から久遠寺家のお嬢様に拾われる事になった。
かくして主人公とその姉美鳩は、家付きの労働場所を手にいれたのである。
姉はメイドに。
主人公は執事となり、労働を開始する。
安らぎの地を得たと思いきや、その家の3人姉妹も、先輩のメイド達も
個性的な連中ばかり。
騒がしい日々がはじまった。

お気にのキャラクター・亜佐美の出番が少なくて、
「がーーーーん!!」
な今日この頃。
「夢見師」プレイ中です。

第1章"summer＆winter child"が終わりました。
夏子シナリオですね。
ダークな展開でしたが、なかなかに緊張感のある雰囲気の出たシナリオでした。

5/18発売の「夢見師」を入手してきました。
実はこの際にちょっとした葛藤がありました。
同じ5/18発売だった「みんな大好き 子づくりばんちょう」が一緒に並んでいたのですが、これがとても面白そうに思えてしまって……。
しかも値段もちょっと安い。
これは買いだ！
と一度は思ったものの、すぐ近くにあった「君が主で執事が俺で」のポスターが目に入り、思いとどまりました。
来週は「君が主で執事が俺で」や「桃華月憚」など超注目ソフトが発売されるので、今お金を使いすぎるわけにもいかず、買ったところでプレイする時間も無いだろう。
そう自分に言い聞かせ、泣く泣く「夢見師」だけを手に帰宅しました(泣)

5/18発売の注目ソフト

夢見師

PS2で人気を博した夢見恋愛アドベンチャーが、[H℃(エイチドシー)]からPC用にリメイクされて登場です。
PS2版では明かされなかった謎が解き明かされたり、もちろんえちぃシーンも追加されています。

何気ない学園生活をおくってきた主人公・夢村広宇は、祖母の登瀬と二人暮らし。
「昨日と同じ光景だな」
ある日のこと、広宇は、"昨日"と同じ出来事が起こっていることに気がついた。
しかしそれは"昨日"ではなく、"今日"を２回…つまり同じ１日を２回過ごしているのだった。
この異常な状況を目の当たりにして、戸惑う広宇。
先輩であり学校一の美人である真田夏子、いつも元気あふれる後輩の森田奈緒、そして、広宇の前に何度も現れる不思議な少女、住吉咲夜。
しかし、彼女達はそれぞれが心の闇を抱えていた。
流れゆく日々の中、彼女たちは、次第に、広宇にとって"大切な人"へとなっていく…。

[StarLink]の送る処女作「ひとゆめ」のレビューです。
処女作である今作は正統派学園アドベンチャー。

夏休み最後の日。
主人公・三岳隆一はいつものように琴ヶ浜町の写真を撮り回っていた。
彼は自らが通う琴ヶ浜学園に立ち寄り、そこで見知らぬ少女の姿を見る。
隆一は黒髪をかき上げた彼女の横顔を思わずカメラに収めていた。
少女に声を掛けようとする隆一だったが、彼が一瞬目を離した隙に、彼女の姿は消えていた。
それから数日後……少女は転校生として隆一の前に姿を現した。

「ひとゆめ」
最後の1人、聖果ルートクリアしました。

んー、イマイチ盛り上がりに欠けました。
というのも、ほとんど美玖ルートと同じ展開だったせいかと思います。
終盤に入ってもかなりの量が既読スキップできました。
そして同じ展開なので、主人公が聖果のためにする作業も同じく地味です。
これがまた効果が有るのか無いのかよく分からないため、余計に盛り上がりどころに困ってしまいます。
千年前のことはちょろっと簡単な説明をするだけですし、主人公はあれでよく納得できるなぁと。
これなら他のルートのほうが良かったかも。
でも最後の締めのワンシーンはちょっと良かったです。

「ひとゆめ」
美玖＆瑞樹ルートクリアしました。

美玖ルートでついに主人公のトラウマの詳細が明らかに。
何と言うか……子供だったとはいえ、頭悪すぎでしょう(汗)
そりゃ煙草のポイ捨てをした人が一番悪いんでしょうけど、これが原因で長年悩み続けた美玖のことを考えると、主人公に同情は出来ないですよ。
美玖ルート全体としては、主人公と美玖の自己満足で終わってしまっています。
すっごい地味でしたし。
美玖より聖果の方が目立っている割に、聖果が報われない。
まるで聖果にとってのバッドエンドルートのようでした。

[May-Be SOFT]より発売の「遊撃警艦パトベセル ～こちら首都圏上空青空署～」です。
美少女ポリスとドタバタ戦艦AVG。
パロディ満載のコメディ作品になっています。
今作ももちろんメイビーお得意のアニメーションが一部のシーンに使われています。

首都圏の治安の切り札として警偉庁が建造した“空飛ぶ警際署”巨大遊撃警艦パトベセル。
……そのパトベセル。
元々は警偉庁エリート集団による首都治安の切り札に使われる予定だったが、警偉総監の一人娘・七瀬ヒカリに与えられてしまう。
「虹色の指揮官（七光の意）」、「歩く不祥事」、「始末書量産機」、「火薬庫の火種」、「日本警際の悪魔」と様々な異名を持つ彼女の手に渡ってしまったが最後。
首都圏の明日はどっちだ！？

「ひとゆめ」
有音ルートクリアしました。

いや～、もうなんというかバカップルですね。
もうそれだけです(苦笑)
ふたりの愛の前ではどんなことでも些細なこと。
もういろいろと見事にスルーしてくれちゃってます。
おかげで最後、プレイヤーには何がどうなってんだか……。
有音先輩自体のキャラもなんか薄かったですし、微妙でした。

「遊撃警艦パトベセル ～こちら首都圏上空青空署～」
ヒカリルートクリアしました。

青空署の勇姿、パトベセルの勇姿、そして署長の勇姿、しかと見届けさせてもらいました。
カッコ良かったです。
そしてウブな署長は可愛かったです(笑)
普段の堂々とした傍若無人ぶりとのギャップのせいなのか、かなり萌えました。
ただヒカリ本人が言っていたように、もうちょっとじっくりと恋愛していって欲しかったです。

「ひとゆめ」
茉莉ルートクリアしました。

シナリオは特筆すべき点も無いような普通のものでした。
強いて言うなら主人公の考えにあまり共感できなかったことくらいでしょうか(笑)
どうやらこのゲームはシナリオは完全に聖果中心のようで、後半に突如聖果関連の問題が発生し、主人公と茉莉を振り回すものの、結局聖果ルートのネタバレを避けるためか謎は謎のまま、主人公達の頑張りとは関係ないところ(かどうかは分かりませんが)で解決してしまってました。
結果、主人公と茉莉の2人の大事な問題の扱いが……。

いや、でも泣けたところもありましたよ？
帝国軍の司令官には泣いた(泣)

「遊撃警艦パトベセル ～こちら首都圏上空青空署～」
伊月＆ロールルートにみつなと柚子エンドをクリアしました。
みつなや柚子はサブキャラっぽかったのでエンドは無いと思っていたのですが、ロール攻略のプレイ中に各ルートに入る最終分岐の選択シーンでみつなと柚子が表示されていたので選択してみたところ、エンディングに到達しました。
ルートと呼ぶには短すぎる(えちぃシーンがあってすぐエンディング)のですが、エンディングがあっただけでも良かったです。
みつなのツインテールはナイスです。

自身の存在理由を語るとき以外シリアスが見当たらないヒロイン・怪盗ロール。
このルート面白すぎです(笑)