王子様とお姫様のファンタジーバトルAVG+戦闘SLG。
アドベンチャーパートの他にある戦闘パートはカードを使って行われます。
基本は手札のカードを選択して数値の大きさで優劣を決める方式で、他にいくつかの要素を加えてダメージを与え、最終的にHPを0にする、というものです。
時は現代、所は日本。
平凡に暮らしていた主人公「深森新」の前に、一人の金髪の少年が現れる。
少年の名は「クリス=ノースフィールド」。
七央城の王子だという。
クリスの指輪をはめてしまった新は彼と行動を共にすることになる。
クリスの周りに集い来るは、いずれ劣らぬ美しさをもつ姫君たち。
煌びやかなドレスに身を包んだ姫君たちは、驚く新のことなどお構いなしに、苛烈に、華麗に、戦闘を開始する。
それは「プリンセスワルツ」
たった一人の王子をめぐる、世界でいちばん華やかな戦い……。
ラスト直前に数回あるだけで他に選択肢はありません。
エンディングも選択による違いは薄く、ヒロイン別エンドはありませんでした。
前半は主人公が戦いに巻き込まれていく様や姫同士の戦闘がメインに語られています。
戦闘シーン、特に姫対姫のプリンセスワルツがとても良いです。
BGMや画面効果の演出が光り、テキストも激しく熱いものなっていて素晴らしかったです。
後半、姫同士の戦いが無くなりその熱さが冷めてきてしまうのが残念でした。
戦闘パートはシナリオの随所に織り込まれています。
難易度は高くなく、普通にステータスを育てて、あとは属性の有利不利をきちんと把握していれば、苦戦することはあっても負けることはそうはないです。
前半の慣れないうちや姫との戦いはなかなか面白いのですが、後半はザコとの連戦や前に戦ったことのある敵との戦闘ばかりになり、少し面白さが半減します。
ダリダリお気に入りキャラはルンルン!
……なんですが、個別エンドが無いというのはやはりちょっと……。
アンジェラもだんだん好きになっていきました。
ルンルンVSアンジェラは最高でした!
戦闘パートも結構燃えました。
シナリオも戦闘パートも、後半も前半と同じ熱を保っていられたなら、と思うと残念です。
それでも姫対姫のプリンセスワルツは苛烈に華麗で、余りあるパワーを持っていました。
このゲームは恋愛モノではなく、バトルアクションモノとして楽しむ作品だと思います。
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