新ブランドである[eufonie]のデビュー作になります。
恋する幼なじみは~とふるアドベンチャー。
海外出張中の両親と家に居つかない姉をもつ主人公・一臣。
ひとり暮らし同然ながらも、世話焼きの幼なじみの存在もあってさほど不自由なく生活していた。
ある日、一臣の元に突然おしかけてきたもう1人の幼なじみと同居する事に。
長い時を越えて再び動き出した幼なじみ3人の時間は、どんな軌跡を辿るのか。
設定はなかなか良かったんですが、シナリオは共通ルートがかなり長く、少々ダレます。
個別ルートもヒロインのうちの半分は展開というか恋するふたりを別つ問題が似ています。
ヒロイン達のキャラクターは、アリサは泉を立てるためか中途半端なキャラになってしまっていましたが、それ以外は魅力溢れるキャラでした。
これでもう少しシナリオが練りこまれているか、日常シーンが笑えたりすれば……。
演出面はかなり作りこまれていました。
キャラクターは表情他よく動き、エフェクト・システム周りも良く作られていました。
トーコのふくれっ面はかわいいです。
あとはエフェクトをON・OFF出来ると、なお良かったか。
ダリダリのお気に入りはトーコ&カスミのメイドコンビです。
幼なじみゲームなのに幼なじみ以外に萌えているとはこれいかに。
泉もなかなか良かったんですけどね。
ダリダリの中ではこのふたりはワンランク上です。
デビュー作としては良くまとまった作品でした。
[eufonie]には今作の細かな反省点をふまえて、より良い作品を期待します。
テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム