かったりぃけど美少女ゲームレビュー日記

総プレイ時間は15～20時間。
ヒロインは4人なので若干短く感じました。
落ち着いた雰囲気だった「もしらば」とはうって変わって、パロディネタを使用したコメディ要素が強くなっています。
2ちゃんやニコニコ動画のネタが至るところに使われているので、その辺が苦手な人は辛いかもしれません。
特に主人公がそういうネタをノリで使う人間なので、まず主人公の好き嫌いが分かれてしまうと思います。
基本的に主人公、ヒロイン共に癖が強いです。
シナリオはキャラ萌え要素が強く感じられ、物語の深さなどはあまりありませんでした。
シナリオの中ではかりんルートが一番うったえるものがありましたが、肝心のかりんのおバカキャラが度を越えていて、これまた好き嫌いが分かれると思います。

原画がくすくす氏ということでCGの出来は十分です。
音楽もドイツを意識したお店、街にあった雰囲気の出るものでした。

ダリダリのお気に入りは、ダントツでルゥリィです！
可愛くってどうしようもないです。
まさに萌えキャラですね。
ルート中はニヤニヤしっぱなしでした(笑)
クールでツンでデレで、可愛くやきもち焼いたりしますし。
声優さんもグッド。
ちなみに他のヒロインは醜い嫉妬ですね、嫉妬。
一番レベル高いのがかりんです。
頭弱い分、理性的でない嫉妬の仕方をするので危険です。

良い雰囲気と、癖の強いヒロインによる萌えゲー。
コメディ要素が強いので「もしも明日が晴れならば」と同じ雰囲気を期待していると痛い目に遭います。
癖の強い分、ぴったりハマった場合のポテンシャルは凄まじく高いです。
個人的にはオススメですが、好き嫌いが分かれるポイントが非常に多いので注意！
事前にじっくりチェックして、気に入りそうなヒロインがいたなら突貫あるのみです。

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