シリーズ開始から4年が経つ今も根強い人気を持つ「D.C.~ダ・カーポ」の続編。
制作スタッフは前作からほぼ総入れ替えになっています。
舞台は前作と同じ初音島。
前作から53年後の物語。
深深と桜が舞っていた。
季節は冬。
一年中絶えることなく、薄桃色の桜の花が咲き誇っていた。
間近に迫ったクリスマスパーティー。
冬休みを終えれば付属最後の学園生活。
数年前から再び咲き始めた『枯れない桜』を前に、少年は何かが変わる予感を感じていた。
また様々なところで前作を意識して作られています。
前作の登場人物も何人か登場しました。
普通に登場する人もいれば名前だけや噂程度だったりと色々です。
シナリオは3部編成になっていています。
ここでも前作を意識しており、キャラによっては前作キャラと同じ設定をもっていたりします。
大きな流れで見たシナリオは終盤になるほど置いてけぼりにされる感じがあります。
これはメインである音姫シナリオを重視しているために、他のヒロインのシナリオでは謎が明かされないことが原因として挙げられます。
なので謎が明かされる音姫シナリオがこのゲームの中心になります。
序盤から中盤にかけての学園モノらしい日常シーンは良く出来ていました。
CG・立ち絵は原画家さんによって差がかなりあります。
音楽は雰囲気の良いものが多かったです。
前作の曲や前作の曲をアレンジしたものも何曲かありました。
また、ヴォーカル曲が非常に多いです。
システム面はかなり悪いです。
まず既読スキップがないです。
その上、シーンごとに止まります。
クイックセーブはありますが、ロードするにはロード画面をよびださなといけないません。
オートモードも前作と同じでコンフィグからしか設定できません。
またメッセージスピードの設定も2段階しかありません。
ダリダリのお気に入りキャラは……さくらです!
なんかお気に入りとは違うような気がしますが。
新キャラではななかと小恋。
あとは渉がいい感じです。
今回は杉並がそれほどでもなかったですね。
まあ、前作と比べればの話ですが。
今作はサブキャラ、というか友情関係が強かったです。
後半ももう少し学園モノらしさを残して欲しかったです。
シナリオの都合上、最後までプレイしてこそのゲームだと思います。
また、前作を非常に強く意識して作られています。
それが良いほうに作用するか悪いほうに作用するか。
さらには前作をプレイしているかいないかでも大きく評価が分かれるところだと思います。
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テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム