かったりぃけど美少女ゲームレビュー日記

まずシナリオからなんですが、共通ルートが長めで、それに比べて各ヒロインルートが短いです。
そのため、恋人関係になってから事件発生もしくは事件発生中に恋人関係に～解決～エンディング、という流れが急ピッチで進められてしまい、恋を満喫しているような落ち着いたシーンが殆ど無いです。
メインヒロインと思われる美羽と陽菜のシナリオは設定のわりにあっさりしていて、作り込みが足らない感がありました。
そのかわり真央と七海はよく出来ていたと思います。
共通ルートはギャグシーンが多く盛り込まれているます。

キャラは真央がダントツで秀でています。
真央はシナリオも良かったですし、共通ルートや他ヒロインのルートでもギャグキャラとしての活躍も目立ってました。
声優の草柳順子さんの演技もそれを引き立ててます。
共通ルートではヒロイン含め全員ギャグキャラを演じていました。
サブキャラは全員、ギャグ以外での出番は皆無でした。

クリア後にヒロインのサウンドドラマが聞けるようになります。
なぜか真央だけは普通のオマケシナリオになってます。

ダリダリのお気に入りは真央です。
というか、他のキャラは好きになれません。
みんなアホキャラっぽすぎます。
各ルートのシナリオがそれを覆すほどだったら良かったのですが、そうはいきませんでした。
このゲームは真央しかないです。

このゲームは"ノリ"についていけるかどうかで評価が大きく分かれると思います。
ダリダリはついていけませんでした……。

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