発表後、度重なる延期で発売までに長い時間がかかったゲームです。
内容はマブラヴ"アンリミテッド編"の続編にあたり、前作マブラヴをプレイしていないと全く分からないと思います。
また、一部グロテスクなシーンがあり、マブラヴのような平和な純愛物を期待していると痛い目にあいます。
その手の話が苦手な人、心臓の弱い人は手を出すのをやめるか、相当な覚悟を持ってプレイすることをお奨めします。
絶望の地平に朽ち逝く魂の残照。
滅びゆく世界に燃え上がる命の炎。
そして紡がれるもうひとつの未来……。
鬱ゲーの要素が強く、ギャルゲーとはかけ離れています。
総プレイ時間は30時間ほどになりますが、安心してプレイできるのは序盤だけで、中盤以降は精神をすり減らされます。
基本は主人公・武の成長物語です。
世界を救う為に必要なもの、捨てなければならないもの。
迷う武がまわりの人たちと助け合いながら答えを探していくというものです。
選択肢は少しだけありますが、違いがあるのはそのシーンだけで一本道のシナリオです。
グロテスクなシーン・陵辱シーンがあります。
苦手な人はやめたほうがいいです。
演出はかなり凝っていて、特に戦闘シーンは圧巻です。
絵が良く動き、戦術機のアクションがとても良く表現されています。
画面効果や音響効果もかなりのものです。
登場人物の数が多く、マブラヴだけでなく君が望む永遠からも多数出演しています。
声優陣も豪華で、しっかりとした演技をしてくれています。
ただ時々音声の質が違うように感じる台詞がありました。
システム面で特殊なのがゲーム画面が縦に狭く横に長いというワイド仕様になっています。
クリアしてもCGモード・回想モードはありません。
ダリダリはこのゲームをやって激しく鬱になりました。
鬱属性も耐性も無いですから。
キャラに思い入れがあればあるほど、その反動も大きいと思います。
やめるなら序盤のうち。
中盤以降にやめようものなら後味が悪さが残ると思います。
最後までプレイしてもすべてがすっきりするわけでもないのですが。
制作者の想いが込められたこの作品は、少なからず感動を与えてくれると思います。
それが、良かったという肯定的なものなのか、こんなの絶対に認めないという否定的なものなのかは人によって違うと思います。
ダリダリはこの作品は凄い作品だと認めています。
何度も泣きました。
でも好きになれません。
はっきり言って嫌いです。
もうこの作品をプレイすることは一生無いと思います。
でも心に残ることは間違いないでしょう。
何度も言いますが、この作品はグロテスクなシーン・陵辱シーンがあります!
はっきり言って、えちくて18禁というよりグロくて18禁です。
グロシーンはいきなり来ます。
しかもかなり嫌なタイミングです。
心臓の弱い人は覚悟しといてください。
ダリダリは全然そんなこと覚悟していなかったので、突如そのシーンが来たときは心拍数はね上がりました。
正直、よく心臓止まらなかったなと思います。
それくらいの衝撃です。
ほんとに覚悟してプレイしてください。
マブラヴオルタネイティヴ DVD-ROM版 リニューアルパッケージ | スピたん Spirit Expedition -in the Phantasmagoria- | がくと! |
テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム